5月に入りゴールデンウィークが過ぎた辺りから『桃の摘果』のアルバイトの要請が増えてきた。
しかも今年は例年より暖かい日が多かったので、期間が集中しての要請が多かったため例年までのメンバーでは足りないようで私もその中に入り作業を手伝いに行く日が多かった。
農家の違い剪定の違い
何件もの農家を訪れて特に思ったのは、農家それぞれで『剪定』のやり方が微妙にちがうこと。
- 木をどのようにのばしたいのか?
- 葉をどのくらい茂らせたいのか?
- 収穫などの作業の負担を軽減する為にわざと低く育てておく
などある程度剪定の基礎を学んだので解ることが多かった。
作業中や合間に栽培について意識していることや、知識なども沢山教えてもらい。桃だけだ年間で年間で育てている他の作物ことや地域のまわりのちょっと変わった栽培をしている人の情報など、作業しながらも多くのことを勉強させてもらった。
1本1本の木の個性
農家さん一人一人の管理の仕方で木の育て方も違うけど、よく見てみると木1本1本にもそれぞれ微妙に違うように感じるようになってきた。
- 品種
- 樹齢
などでの違いはよく解るのだけど、
- 葉の付き方のバランス
- 葉の大きさ
- 養分が回りきってないような部分がある
- 周りの環境の影響を受けている感じがする
など、アドバイスを受けているうちになんとなくだけど感じ取れるようになってきた。
今のところ間接的に任されている場所があるので、ちゃんと状態を把握して来シーズンに向けて剪定などやる機会がもらえれば、試してみたいですね。
派遣しながら思ったこと
派遣で一緒に回っているメンバーは高齢の方が多く、40代の私が一番若手ということがほとんどになってます。
高齢者の雇用の確保には繋がって良いことなんだけれども、作業の種類によっては『あと数年』なんて言っているかたもいる。
休憩中に農家さんの子供の話題になり、『やっぱり、子供達は手伝わないんですか?』なんて失礼ながら質問してしまった。
『自分の家の手伝いでは甘えてしまうから。』
という返事が返ってきた。
確かにその通りなんだけれど、例えば怪我や病気にあってしまい仕事ができなくなる期間がでてしまったりしたときに頼るのは親戚や家族になるのだから、人並みにアルバイト代を払ってでも、子供に手伝ってもらうのはありなんではないのかな?とおもった。
もちろん子供の同意ありきの話だけれども。
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